さらに、決定的スクリーニング計画は、その最小の計画に、適切に構成された実験を4つ以上追加すると、効果を特定できる確率が大幅に向上します。これらの追加された実験を、追加実験(extra runs)と呼びます。この追加実験は、偽因子(fake factor)と呼ばれる架空の因子によって追加されます。追加実験については、「決定的スクリーニング計画」章の「決定的スクリーニング計画の構造」(253ページ)を参照してください。
偽因子を用いて実験を追加すると、2次効果に対する検出力が大幅に増加します。そのため、Jones and Nachtsheim(2016)は、最低4回の追加実験を含めることを強く推奨しています。