同じ軸に2つ以上のY変数がある場合は、2つ目の変数セットのスケールを表す別のY軸を作成することができます。この機能は、2つの変数が同じものに関する測定値であるけれどもスケールが異なる、という場合に便利です。Ctrlキーを押した状態で、いずれかのグラフの中を右クリックします。詳細については、Stephen Fewの論文Dual-Scaled Axes in Graphsを参照してください。
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「Y」ゾーンにあるY変数の1つを右クリックし、[右へ移動]を選択します。
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「CrimeData.jmp」サンプルデータテーブルには、1973年から2010年までの米国50州におけるさまざまな種類の犯罪に関するデータが含まれています。「合計」列は事件数を合計したもので、「全発生率」列は人口によって調整した発生率です。それでは、これらの2つの変数を1つのチャートに表示してみましょう。
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[ヘルプ]>[サンプルデータライブラリ]を選択し、「CrimeData.jmp」を開きます。
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[グラフ]>[グラフビルダー]を選択します。
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「全発生率」と「合計」を選択し、「Y」ゾーンにドラッグします。
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「年」を選択し、「X」ゾーンにドラッグします。
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図3.14 マージされた「全発生率」と「合計」
「全発生率」」の値はすべて0~1の間にあるため、ほとんど見えません。年間の平均を計算した後、第2のY軸を使用してこれらの値が見えるようにします。
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図3.15 2つ目のY軸の追加
「全発生率」の軸が右側に追加され、両方の値セットが表示されるように両軸のスケールが調整されます。これで、2つの測定値の関係が目に見えるようになりました。たとえば、どちらの測定値も1991年を境に減少し始めていることがわかります。
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(オプション)[終了]をクリックします。
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