デフォルトの多変量レポートには、相関係数行列、散布図行列、および相関の推定に用いられた方法に関する注記が記載されています。計算に使われた推定法が選択された理由を説明する情報が表示される場合もあります。プラットフォームに用意されているコマンドによって、いくつかの分析を追加できます。第 “「多変量の相関」プラットフォームのオプション”を参照してください。
図3.3 「多変量」レポートの例
「多変量」レポートの例の作成方法
1.
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[ヘルプ]>[サンプルデータライブラリ]を選択し、「Solubility.jmp」を開きます。
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2.
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[分析]>[多変量]>[多変量の相関]を選択します。
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3.
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「溶質」以外のすべての列を選択し、[Y, 列]をクリックします。
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4.
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[OK]をクリックします。
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ほとんどのコマンドにおいて、推定された共分散行列に対して計算が行われます。ただし、[ペアごとの相関係数]コマンドでは、変数のペアのうちのいずれかが欠測値である行が計算から除外されます。また、[基本統計量]>[単変量の基本統計量]では、平均などの単変量統計量が、1列ごとに別々に計算され、他の列に含まれる欠測値は考慮されません。