メモ: 「分析方法」に[EMP]、「ばらつき図の種類」に[範囲]を選択し、1因子または2因子交差モデルを選択した場合で、かつ、データのバランスが取れている場合には、範囲に基づいたEMP分析が行われます。それ以外の場合は、標準偏差に基づいたEMP分析が行われます。
“probable error”(確率誤差、蓋然誤差)です。繰り返し誤差(の絶対値)の中央値です。測定の分解能を示す統計量で、測定の有効桁数を決める上で参考になります。詳細は、第 “測定の有効桁数”を参照してください。
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「級内相関(バイアス除去後)」は、バイアス要因または交互作用を考慮せずに計算した級内相関です。
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「級内相関(バイアス含む)」は、バイアス要因(測定者、測定器など)を考慮に入れて計算した級内相関です。
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「級内相関(バイアスと交互作用含む)」は、バイアス要因と交互作用を考慮に入れて計算した級内相関です。この値は、交差モデルを用いて、かつ、範囲ではなく標準偏差に基づき推定した場合にのみ表示されます。
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図8.6 工程監視の等級分けについて