JMP 14.2オンラインマニュアル
はじめてのJMP
JMPの使用法
基本的な統計分析
グラフ機能
プロファイル機能
実験計画(DOE)
基本的な回帰モデル
予測モデルおよび発展的なモデル
多変量分析
品質と工程
信頼性/生存時間分析
消費者調査
スクリプトガイド
スクリプト構文リファレンス
JMP iPad Help (英語)
JMP Interactive HTML (英語)
機能インデックス
JMP統計機能ガイド
このバージョンのヘルプはこれ以降更新されません。最新のヘルプは
https://www.jmp.com/support/help/ja/15.2
からご覧いただけます。
信頼性/生存時間分析
•
劣化データ分析
• 「劣化データ分析」プラットフォームの起動
前へ
•
次へ
「劣化データ分析」プラットフォームの起動
「劣化データ分析」プラットフォームを起動するには、
[分析]
>
[信頼性/生存時間分析]
>
[劣化分析]
を選択します。
「劣化データ分析」起動ウィンドウ
は、
「Reliability」
フォルダにある
「GaAs Laser.jmp」
データテーブルを使用した「劣化データ分析」起動ウィンドウです。
図7.3
「劣化データ分析」起動ウィンドウ
分析の種類
起動ウィンドウは、分析の種類に合わせて3つのタブに分かれています。
反復測定劣化
線形または非線形の劣化分析を実行します。[Y, 応答]に指定できる変数は1つだけです。このオプションでは、打ち切りのあるデータは分析できません。
破壊劣化
測定プロセスの途中でユニットが破壊される場合は、この種類の分析を選択します。このオプションでは、打ち切りのあるデータを分析できます。詳細については、
第 “破壊劣化”
を参照してください。
メモ:
なお、このオプションとは別に、「破壊劣化」プラットフォームにおいて、破壊試験のための基本的なモデルが予め用意されています。このオプションを用いた破壊試験データの分析については、
「破壊劣化」
章(193ページ)
を参照してください。
安定性試験
安定性試験に対する分析を実行します。医薬品の有効期間を設定する場合に使用します。[Y, 応答]に指定できる変数は1つだけです。安定性試験の分析については、
第 “安定性試験”
を参照してください。
起動ウィンドウのオプション
起動ウィンドウには、次のようなオプションがあります。
Y, 目的変数
劣化の程度を示す測定データを含む列を指定します。
時間
時間値を含む列を指定します。
X
([反復測定劣化]タブと[破壊劣化]タブのみ)。説明変数を指定します。この役割を使って、加速劣化モデルにおける加速因子を指定します。
ラベル, システムID
([反復測定劣化]タブと[安定性試験]タブのみ)。ユニットのIDを示す列を指定します。
度数
各行の度数を含む列を指定します。
打ち切り
([破壊劣化]タブのみ)。ユニットの打ち切りの有無を示す列を指定します。
By
ここで指定した変数の水準ごとに分析が実行されます。
打ち切りの値
([破壊劣化]タブのみ)。[打ち切り]列のデータ値のうち、右側打ち切りであることを示すデータ値を指定します。[打ち切り]列を選択すると候補となるデータ値が、自動的にコンボボックスに表示されます。これを変更するには、赤い三角ボタンをクリックして、データ値のリストから選択します。テキストボックスに異なる値を入力することもできます。[打ち切り]列に「値ラベル」列プロパティが設定されている場合、値ラベルが値リストに表示されます。なお、[打ち切り]列が欠測値となっている行は、分析から除外されます。
上側仕様限界
上側仕様限界を指定します。([安定性試験]タブ以外のオプション)
下側仕様限界
下側仕様限界を指定します。([安定性試験]タブ以外のオプション)
打ち切り時間
([反復測定劣化]タブと[安定性試験]タブでのみ)。[逆推定]における擬似故障時間に関して、打ち切りとみなす時間を指定します。
第 “逆推定”
を参照してください。