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「要約」レポートには、各グループに対する結果と、全体に対する結果が表示されています。故障個数と、左側打ち切り・区間打ち切り・右側打ち切りの個数が表示されます。また、平均と標準誤差も表示されます。平均と標準誤差の計算方法についての詳細は、「生存時間分析」章の「生存時間分析の統計レポート」(338ページ)を参照してください。
このレポートには、故障分布がグループ間で異なっているかどうかを調べるWilcoxon検定の結果が表示されます。カイ2乗値、その自由度、カイ2乗近似に基づくp値が表示されます。p値が小さければ、グループ間に差があることを得られたデータは示唆しています。例として、「寿命の二変量」章の「Wilcoxon検定」(103ページ)を参照してください。打ち切りデータに対するWilcoxon検定と、それを一般化したいくつかの検定については、Kalbfleisch and Prentice(1980)で取り上げられています。