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[イベントまでの時間]または[タイムスタンプ]に指定する列が1列の場合、 各フェーズの最初の行は、その開始時間と、0のイベント度数を含んでいなければいけません。例として、サンプルデータの「Reliability」フォルダにある「ProductionEquipment.jmp」を参照してください。
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2列を指定する場合、各フェーズの最初の行において、区間の開始時間(2列のうちの小さいほうの値)が、フェーズの開始時間を表していなければなりません。例としては、「Reliability」フォルダの
「TurbineEngineDesign2.jmp」データテーブルを参照してください。また、第 “区間打ち切りデータに対する区分NHPP-Weibullモデル”も参照してください。 |
詳細は、第 “複数のフェーズ”を参照してください。
デフォルトでは、「再初期化Weibull-NHPP」レポートには、推定された「平均故障間隔」グラフが表示されます。フェーズは色分けされています。このグラフの下に、「推定値」および「共分散行列」レポートが表示されます。(「再初期化Weibull-NHPP」レポート参照してください。この図には、「Reliability」フォルダにある「ProductionEquipment.jmp」サンプルデータを使っています)。
図10.21 「再初期化Weibull-NHPP」レポート
[再初期化Weibull-NHPP]オプションを選択すると、「平均故障間隔」グラフも描かれます。このグラフのアウトラインは、デフォルトで開いています。このグラフの詳細は、第 “「平均故障間隔」グラフ”を参照してください。
「推定値」レポートには、各フェーズのλとβの推定値が表示されます。このモデルでは、各フェーズのλとβは、そのフェーズに属するデータだけから推定されます。このとき、各フェーズは0時間から開始されるものとして、パラメータが推定されます。なお、推定にあたっては、各フェーズが定数と定時のいずれの打ち切りであるかも考慮します(第 “試験のフェーズ”を参照)。また、標準誤差と95%信頼区間も計算されます。これらの値の計算方法については、第 “Crow-AMSAAモデルのパラメータ推定値”に説明があります。
「強度」グラフには、フェーズごとに、強度関数の推定値と信頼区間が表示されます。再初期化モデルは、フェーズごとに独立して推定されるため、その強度関数も、通常、フェーズの境界において不連続になります。なお、グラフは、フェーズごとに色分けされているので、簡単に区別できます。詳細は、第 “強度グラフの表示”を参照してください。