このバージョンのヘルプはこれ以降更新されません。最新のヘルプは https://www.jmp.com/support/help/ja/15.2   からご覧いただけます。


[イベントまでの時間の形式]タブと[日付形式]タブでは、[イベントまでの時間]または[タイムスタンプ]として1つまたは2つの列を指定します。[並行システム]および[並列システム]では、「システムID」列の水準ごとに1つの列を入力できます。「Sample Data」フォルダの「Reliability」フォルダ内には、並行システムや並列システムのデータテーブルが用意されています。並行システムの例としては「Concurrent Systems.jmp」、並列システムの例としてはファイル名が「Parallel Systems」で始まる4つのテーブルが用意されています。
正確な故障時間は、1列だけでも指定できますし、開始時点と終了時点を同じにした2列でも指定できます。
故障数に基づいて終了することを定数打ち切りといいます。一方、所定の期間に基づいて終了することを、定時打ち切りといいます。「信頼性成長」プラットフォームでは、各フェーズが、定数と定時のいずれの打ち切りであるかを判断し、尤度に反映させます。
信頼性成長試験では、複数のフェーズがあるのが普通です。たとえば、開発中のシステムやプログラムに、ある時点で大幅な変更が加えられた場合には、その前後でフェーズが異なると考えられます。分析に用いるデータテーブルには、以下に説明するように、各フェーズが開始される時間と、各フェーズが定数と定時のいずれの打ち切りかを示す情報を含めてください。
フェーズAの最終行が正確な故障時間であり、かつ、その故障時間がtBと異なる場合、フェーズAは、 時間tBで打ち切られた定時打ち切りとみなされます。
フェーズAの最終行が正確な故障時間であり、かつ、その故障時間がtBと等しい場合、フェーズAは、定数打ち切りとみなされます。
フェーズAの最終行が区間を表している場合、フェーズAは、時間tBで打ち切られた定時打ち切りとみなされます。