図12.11 修理可能システムのシミュレーションの結果レポートの一部
デフォルトでは、レポートには、大まかに分けて2種類のグラフが描かれます。1種類目のグラフは、時点ごとの折れ線グラフです(修理可能システムのシミュレーションの結果レポートの一部の左側)。このグラフは、時点を横軸に、そして、その時点においてシステムが特定の状態(可用・稼動・計画外停止)になっている確率を縦軸にプロットしています。横軸の範囲は、シミュレーションで設定した時間の範囲です。ある時点において、システムが特定の状態となっている確率が、縦軸の左横に赤字で示されます。点推定の下には、その95%信頼区間が表示されます。
2種類目のグラフは、シミュレーションの各反復から得られた結果をまとめたヒストグラムです(修理可能システムのシミュレーションの結果レポートの一部の右側)。ヒストグラムの棒は、次のいずれかを表しています。