メモ: [故障率プロット]は、JMPの旧バージョンにあった[Y軸の逆転]オプションに代わるものです([Y軸の逆転](Reverse Y Axis)は現在もスクリプトでは利用できます)。
メモ: 最初の7つのオプション([点の表示]・[Kaplan-Meier曲線を表示]・[組み合わせの表示]・[信頼区間の表示]・[同時信頼区間を表示]・[信頼区間を塗る]・[同時信頼区間を塗る])と最後の2つのオプション([生存率の信頼曲線]・[故障率の信頼曲線])は、デフォルトの生存時間プロットとオプションの故障率プロットに関連します。一方、残りの5つのオプション([分位点の中間ステップ]・[分位点をつなぐ]・[分位点のあてはめ線]・[分位点の信頼曲線]・[分位点の信頼区間を塗る])は確率プロットのみに関連します。
生存時間プロットや故障率プロットに、時点ごとに計算した95%信頼区間を表示します。[組み合わせの表示]オプションがオンになっているときは、組み合わせプロットの信頼区間も表示されます。
生存時間プロットや故障率プロットに、95%同時信頼区間を表示します。[組み合わせの表示]オプションがオンになっているときは、組み合わせプロットの同時信頼区間も表示されます。同時信頼区間、および、時点ごとの信頼区間については、Meeker and Escobar(1998, ch. 3)を参照してください。
Weibull プロット・対数正規プロット・指数プロットにおいて、点の位置を調整したKaplan-Meier 推定値にします。この調整したKaplan-Meier 推定値は、Kaplan-Meier 曲線のステップの底ではなく、中間の値をプロットします。これは推奨するオプションなので、デフォルトでオンになっています。
グループごとの指数プロットが作成されます。指数プロットのX軸は時間で、Y軸は指数分布の累積確率です。折れ線が直線に近い場合、指数モデルがデータにあてはまっていると判断できます。たとえば、指数プロット・Weibull・プロット・対数正規プロットを見ると、指数プロットの折れ線は「Group1」も「Group2」も曲がっていて直線とは言えないことから、 このデータに指数分布は適切ではありません。第 “指数分布・Weibull分布・対数正規分布のプロットとあてはめ”を参照してください。
データに指数分布があてはめられます。「指数パラメータ推定値」表が作成されます。また、「指数プロット」に、あてはめた結果の直線が描かれます。指数プロット・Weibull・プロット・対数正規プロットを参照してください。θパラメータは平均故障時間に該当します。第 “指数分布・Weibull分布・対数正規分布のプロットとあてはめ”を参照してください。
グループごとのWeibullプロットが作成されます。WeibullプロットのX軸は時間の対数で、Y軸はWeibull分布の累積確率です。Weibullプロットの線が直線で、平行に近い場合は、Weibull回帰モデルが適切だと判断できます。第 “指数分布・Weibull分布・対数正規分布のプロットとあてはめ”を参照してください。
データにWeibull分布があてはめられます。プロットには、あてはめた結果の直線が描かれます。Weibull分布のパラメータ表現として一般的である「極値パラメータ推定値」表と「Weibullパラメータ推定値」表が作成されます。指数プロット・Weibull・プロット・対数正規プロットを参照してください。尺度パラメータ(α)の値は、Weibull分布の0.632%点に相当します。「極値パラメータ推定値」表には、同じ推定結果を別のパラメータ表現で表したものが表示されます。λ=In(α)でδ=1/βです。第 “指数分布・Weibull分布・対数正規分布のプロットとあてはめ”を参照してください。
グループごとの対数正規プロットが作成されます。対数正規プロットのX軸は時間の対数で、Y軸は対数正規分布の累積確率です。対数正規プロットの線が直線で、平行に近い場合は、対数正規回帰モデルが適切だと判断できます。第 “指数分布・Weibull分布・対数正規分布のプロットとあてはめ”を参照してください。
データに対数正規分布があてはめられます。プロットには、あてはめた結果の直線が描かれます。また「対数正規パラメータ推定値」表(指数プロット・Weibull・プロット・対数正規プロット)が作成されます。μとσは、時間変数の自然対数の平均および標準偏差を示します(対数変換後の時間変数が、正規分布に従うと仮定されています)。第 “指数分布・Weibull分布・対数正規分布のプロットとあてはめ”を参照してください。
分布をあてはめた後でこのオプションを選択すると、生存率・確率密度・ハザードの3つのプロットが作成されます。分布をあてはめていない場合は、プロットは表示されません。第 “あてはめた分布のグラフ”を参照してください。