図2.10 データグリッドの操作
ある列の属性(データタイプ、尺度、数値の表示形式など)やプロパティ(計算式、ノート、リストチェック、範囲チェックなど)を、他の列にコピーします。また、指定した属性またはプロパティを複数の列から一度に削除することもできます。詳細については、「列情報ウィンドウ」章の「列の属性とプロパティの一括設定」(273ページ)を参照してください。
列プロパティのリストが表示されます。いずれかのプロパティをクリックすると、列情報ウィンドウが表示され、該当するプロパティを列に適用できます。このリストは、列情報ウィンドウにも表示されます。詳細については、「列情報ウィンドウ」章の「列プロパティ」(249ページ)を参照してください。
仮想結合のデータテーブルで、補助データテーブル内のID列として使用することを指定します。これにより、データテーブル内の行がID列の値によって一意に識別されるようになります。列がデータテーブルのID列として使用できる場合は、[リンクID]列プロパティのチェックボックスがオンになります。詳細については、「列情報ウィンドウ」章の「仮想結合のプロパティ」(267ページ)を参照してください。
仮想結合のデータテーブルで、メインデータテーブル内の1つの列として補助データテーブルのID列にマップすることを指定します。「リンク参照」列プロパティには、補助データテーブルのパス名を指定します。詳細については、「列情報ウィンドウ」章の「仮想結合のプロパティ」(267ページ)を参照してください。
テーブル内のすべての行を、選択した列の値で並べ替えます。昇順または降順のどちらで並べ替えるか選択できます。詳細については、「データの再構成」章の「データテーブルの並べ替え」(282ページ)を参照してください。
コピーした列プロパティをすべて、選択されている複数の列に貼り付けます。たとえば、1列目と2列目を選択し、[複数列の列プロパティのコピー]を選択します。3列目と5列目を選択し、[複数列の列プロパティの貼り付け]を選択します。1列目の列プロパティが3列目に貼り付けられます。2列目の列プロパティが5列目に貼り付けられます。
カラーパレットが表示されます。色を選択して、選択した行に適用します。その色が、プロットやグラフに使用されます。詳細については、「データの入力と編集」章の「行への色の割り当て」(197ページ)を参照してください。
マーカー(記号)のリストを表示します。マーカーを選択して、選択した行に適用します。そのマーカーが、点の代わりにプロットやグラフに使用されます。詳細については、「データの入力と編集」章の「行へのマーカーの割り当て」(198ページ)を参照してください。
有効な行の属性の設定をすべてクリアします。すべての行が分析の対象となり、表示され、ラベルが取り除かれ、プロットは黒い点で表示されます。ただし、行の属性列に保存した行の属性は影響を受けません。詳細については、「データの入力と編集」章の「行の属性の削除」(205ページ)を参照してください。
選択されている行をすべてデータテーブルから削除します。間違って削除してしまった場合は、[編集]メニューの[元に戻す](Windows)または[取り消す](Macintosh)を選択してください。詳細については、「データの入力と編集」章の「行および列の削除」(179ページ)を参照してください。