JMPを起動して行う操作全体を、セッションと呼びます。各セッションはJSLスクリプトとして保存できます。セッションを保存しておけば、自動的にファイルを開いて分析を再実行し、保存時の状態を再現できます。セッションを保存すれば、手動でもう一度ファイルを開いて分析を再実行する必要がありません。
上級ユーザの場合は、どのセッション情報が保存可能であるかを理解しておいてください。保存済みのドキュメント(データテーブル、スクリプト、ジャーナルなど)はすべて再度開かれます。スクリプトを保存することができるウィンドウすべてでスクリプトが再実行されます(これは、レポート内の赤い三角ボタンをクリックして、[やり直し]>[分析のやり直し]を選択することと同じです)。グローバル変数値やカスタムウィンドウなど、スクリプトを実行した結果発生する副次的なものは保存されません。また、極端にインタラクティブな分析の状態も保存されません。