公開日: 04/01/2021

軸点の追加

軸点と中心点を追加すると、スクリーニング計画から応答曲面計画を作成できます。その結果、応答曲面モデルをデータにあてはめて、応答に対する因子の設定を最適化することができます。

この例では、実験回数8回のスクリーニング計画に、軸点と中心点を追加します。

1. [ヘルプ]>[サンプルデータライブラリ]を選択し、「Design Experiment」フォルダの「Reactor 8 Runs.jmp」を開きます。

2. [実験計画(DOE)]>[拡張計画]を選択します。

3. 「反応率(%)」を選択し、[Y, 応答変数]をクリックします。

4. 「送り速度」「触媒」「攪拌速度」「温度」「濃度」を選択して、[X, 説明変数]をクリックします。

5. [OK]をクリックします。

6. [追加する実験を別のブロックに入れる]を選択し、計画にブロック変数を追加します。

7. [軸点の追加]をクリックし、軸点の値に「1」を、中心点の数に「2」を入力し、[OK]をクリックします。

8. [テーブルの作成]をクリックします。

9. 「拡張計画」データテーブルで、[行]>[列の値による色/マーカー分け]を選択します。

10. 「ブロック」を選択して、「マーカー」のメニューから[標準]を選択し、[OK]をクリックします。

11. [グラフ]>[グラフビルダー]を選択します。

12. 「送り速度」を「Y」ドラッグし、「触媒」を「X」にドラッグします。次に、平滑線のアイコンをクリックして平滑線を削除します。

図6.17 拡張計画の2因子をグラフ表示 

Image shown here

グラフ上の「+」の点は、追加された軸点と中心点に対応しています。軸点は、計画空間の表面に位置しています。軸点の値を増減させると、軸点の位置が計画空間の外側か内側に移動します。

より詳細な情報が必要な場合や、質問があるときは、JMPユーザーコミュニティで答えを見つけましょう (community.jmp.com).