「計画の評価」プラットフォームでは、次のようなことができます。
• 既存の実験計画の長所と短所を確認する
• 現在の計画によって、応答に影響を与えている効果をきちんと検出できるかどうかを調べる
• 予測分散や推定精度を求める
• 交絡関係について調べる
• 効率の指標を求める
「計画の評価」プラットフォームが生成する結果は、いくつかの「実験計画(DOE)」プラットフォームで「計画の評価」アウトラインに表示されるものと同じです。「計画の評価」プラットフォームと「計画の評価」アウトラインに表示される診断統計量には、次のようなものがあります。
• 検出力分析
• 予測分散プロファイルと曲面プロット
• 計画領域率プロット(モデルの予測分散が特定の値よりも小さくなっている領域は、全体に対してどれぐらいの割合であるかを示すグラフ)
• パラメータ推定値の推定効率を示す指標
• 交絡行列(alias matrix; モデル効果のバイアス構造を示す行列)
• 効果間の絶対相関を示すカラーマップ
• 計画の効率を示す指標
図15.1 2つの計画領域率プロットの比較