「関数データエクスプローラ」の赤い三角ボタンのメニューには、以下のオプションがあります。
要約
[要約]メニューには、関数の要約統計量に対する次のオプションが含まれています。
平均のプロット
「要約」レポートの関数平均の表示/非表示を切り替えます。デフォルトは「オン」です。
標準偏差のプロット
「要約」レポートの関数標準偏差のプロットの表示/非表示を切り替えます。デフォルトは「オン」です。
中央値のプロット
「要約」レポートの関数中央値の表示/非表示を切り替えます。
モデル
[モデル]メニューには、次のモデルのオプションが含まれています。
B-スプライン曲線
基底スプライン(B-スプライン; Basis spline)モデルをデータにあてはめます。B-スプラインモデルは、非周期的なデータに適しています。
P-スプライン曲線
罰則付き基底スプライン(P-スプライン; Penalized basis spline)モデルをデータにあてはめます。
Fourier基底
Fourier基底モデルをデータにあてはめます。Fourier基底モデルは、周期的なデータに適しています。「周期的なデータ」とは、開始時点での観測値が、終了時点での観測値と繋がっているデータのことです。Fourier基底モデルを参照してください。
メモ: 一意の入力値が3つ未満である場合、Fourier基底モデルやP-スプラインモデルをあてはめることができないので、警告メッセージが表示されます。
モデルの設定
モデルをあてはめる前に「モデルの設定」パネルを開くことのできるサブメニューを表示します。モデルの設定を参照してください。
直接関数主成分分析
(関数が1つしかない場合は使用できません。)最初に基底関数モデルをあてはめるのではなく、データに対して直接、関数主成分分析を実行します。特にデータセットが大きな場合には、これによって計算時間を削減できます。直接関数主成分分析は以下のように行われます。
1. 入力データを0~1の間に配置し、共通の入力値グリッドに対して観測値を補間します。
2. それらのデータに対して関数主成分分析を実行します。
3. 各グリッド点に節点があるP-スプラインモデルを使用して、最初の固有関数を滑らかにします。
4. データから滑らかになった最初の固有関数を削除し、データ内の大半の変動が説明されるまでステップ2~ステップ4を繰り返します。
直接関数主成分分析を実行すると、「関数主成分分析」レポートが表示されます。関数主成分分析を参照してください。
データの保存
前処理を適用したデータを新たなデータテーブルに保存します。前処理済みデータは、積み重ねたデータ形式で保存されます。
以下のオプションの詳細については、『JMPの使用法』のレポートのローカルデータフィルタ、レポートの[やり直し]メニュー、およびレポートの[スクリプトの保存]メニューを参照してください。
ローカルデータフィルタ
データをフィルタリングするためのローカルデータフィルタの表示/非表示を切り替えます。
やり直し
分析を繰り返したり、やり直したりするオプションを含みます。また、[自動再計算]オプションに対応しているプラットフォームにおいては、[自動再計算]オプションを選択すると、データテーブルに加えた変更が、該当するレポートに即座に反映されるようになります。
スクリプトの保存
レポートを再現するためのスクリプトを保存するオプションが、保存先ごとに用意されています。
Byグループのスクリプトを保存
By変数の全水準に対するレポートを再現するスクリプトを保存するオプションが、保存先ごとに用意されています。起動ウィンドウでBy変数を指定した場合のみ使用可能です。