「グループの比較」の赤い三角ボタンのメニューで用意されているオプションの多くは、「寿命の一変量」の赤い三角ボタンのメニューと共通しています。「寿命の一変量」レポートのオプションを参照してください。
ただし、次のオプションは、「グループの比較」に固有のものです。
分位点関数の表示
「分位点の比較」レポートの表示/非表示を切り替えます。レポート内で、確率分布を選択してください。グループごとに、故障時間の分位点を示す曲線が描かれます。また、それらの信頼区間も描かれます。プロットの右側には凡例が表示されます。このレポートでは、確率分布を一度に1つだけ指定できます。
ハザード関数の表示
「ハザードの比較」レポートの表示/非表示を切り替えます。レポート内で、確率分布を選択してください。グループごとに、ハザード関数を示す曲線が描かれます。また、それらの信頼区間も描かれます。プロットの右側には凡例が表示されます。このレポートでは、確率分布を一度に1つだけ指定できます。
密度関数の表示
「密度の比較」レポートの表示/非表示を切り替えます。レポート内で、確率分布を選択してください。グループごとに、密度関数とその信頼区間を示す曲線が描かれます。プロットの右側には凡例が表示されます。このレポートでは、確率分布を一度に1つだけ指定できます。
確率の推定
最も新しく選択された確率分布に基づいて、「分布の比較」の下に、「確率の推定」レポートを追加します。テキストボックスに時間の値を入力して、Enterキーを押してください。時間を追加するには、+記号をクリックします。最も新しい値を削除するには、-記号をクリックします。「確率の推定」レポートを参照してください。
分位点の推定
(このオプションは[分位点の比較]が選択されている場合のみ表示されます。)最も新しく選択された確率分布に基づいて、「分位点の比較」の下に、「分位点の推定」レポートを追加します。テキストボックスに確率を入力し、Enterキーを押してください。新しい確率を追加するには、+記号をクリックします。最も新しい値を削除するには、-記号をクリックします。グループおよび確率ごとに、分位点(故障時間)と、Wald法と尤度法による95%信頼区間が表示されます。
以下のオプションの詳細については、『JMPの使用法』のレポートのローカルデータフィルタ、レポートの[やり直し]メニュー、およびレポートの[スクリプトの保存]メニューを参照してください。
ローカルデータフィルタ
データをフィルタリングするためのローカルデータフィルタの表示/非表示を切り替えます。
やり直し
分析を繰り返したり、やり直したりするオプションを含みます。また、[自動再計算]オプションに対応しているプラットフォームにおいては、[自動再計算]オプションを選択すると、データテーブルに加えた変更が、該当するレポートに即座に反映されるようになります。
スクリプトの保存
レポートを再現するためのスクリプトを保存するオプションが、保存先ごとに用意されています。
Byグループのスクリプトを保存
By変数の全水準に対するレポートを再現するスクリプトを保存するオプションが、保存先ごとに用意されています。起動ウィンドウでBy変数を指定した場合のみ使用可能です。
このレポートには、グループおよび時間の値ごとに、次の情報が表示されます。
中間点推定値
指定の時間までに故障する累積確率の、中間点調整を行ったKaplan-Meier推定値。
下側95%、上側95%
指定の時間までに故障する累積確率の時点別95%信頼区間。
同時下側95%(Nair)、同時上側95%(Nair)
指定の時間までに故障する累積確率の同時95%信頼区間。Nair(1984)およびMeeker and Escobar(1998)を参照してください。
生存確率
指定の時間を超えて生存する確率の、中間点調整を行った推定値。
生存確率 下側95%、上側95%
指定の時間を超えて生存する確率の時点別95%信頼区間。
生存確率 同時下側95%(Nair)、同時上側95%(Nair)
指定の時間を超えて生存する確率の同時95%信頼区間。Nair(1984)とMeeker and Escobar(1998)を参照してください。