「時系列」の赤い三角ボタンのメニューには、以下のようなオプションもあります。
モデルの予測値をまとめて保存
レポートにあるすべてのモデルの結果をまとめた新しいデータテーブルを作成します。
スペクトル密度の保存
スペクトル密度とピリオドグラムを含むテーブルが作成されます。そのテーブルでは、i+1番目の行が周波数fi = i / N(つまり1/Nのi次調波)に該当します。新しいデータテーブルには以下の列があります。
周期
i次調波の周期、1/fi
周波数
i次調波の周波数、fi
角周波数
i次調波の角周波数、2pfi
正弦(sin)
Fourierの正弦係数、ai
余弦(cos)
Fourierの余弦係数、bi
ピリオドグラム
ピリオドグラム、I(fi)
スペクトル密度
ピリオドグラムを平滑化したもの
予測する期数
将来予測の時点数を指定するためのウィンドウが開きます。デフォルト値は、「時系列分析」起動ダイアログボックスで設定した値になっています。値を変更すると、その指定された新しい値が、将来予測において使用されます。
最大反復回数
ARIMAモデルの推定に使用する最適化計算での最大反復回数を指定するウィンドウが開きます。
以下のオプションの詳細については、『JMPの使用法』の「JMPレポートのローカルデータフィルタ」、「JMPレポートの[やり直し]メニュー」、および「JMPレポートの[スクリプトの保存]メニュー」を参照してください。
ローカルデータフィルタ
データをフィルタリングするためのローカルデータフィルタの表示/非表示を切り替えます。
やり直し
分析を繰り返したり、やり直したりするオプションを含みます。また、[自動再計算]オプションに対応しているプラットフォームにおいては、[自動再計算]オプションを選択すると、データテーブルに加えた変更が、該当するレポートに即座に反映されるようになります。
プラットフォーム環境設定
現在のプラットフォームの環境設定を表示したり、現在のJMPレポートの設定に合わせて環境設定を変更したりできます。
スクリプトの保存
レポートを再現するためのスクリプトを保存するオプションが、保存先ごとに用意されています。
Byグループのスクリプトを保存
By変数の全水準に対するレポートを再現するスクリプトを保存するオプションが、保存先ごとに用意されています。起動ウィンドウでBy変数を指定した場合のみ使用可能です。