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公開日: 09/19/2023

[一致性の統計量]オプション

2つのカテゴリカル変数が同じ水準を持つ場合は、「分割表」プラットフォームの[一致性の統計量]を使ってカッパ統計量を計算できます(Agresti 1990)。カッパ統計量の点推定値だけでなく、標準誤差・信頼区間・仮説検定も計算されます。[一致性の統計量]オプションの例を参照してください。

レポートに表示されるカッパ統計量とそのp値は近似値です。一致性の統計量の統計的詳細を参照してください。検定のp値として、正確な値も計算できます。「Fisherの正確検定」レポートを参照してください。

「カッパ係数」レポートには、次の統計量が含まれます。

カッパ

カッパ統計量。

標準誤差

カッパ統計量の標準誤差。

下側95%

カッパ統計量に対する両側信頼区間の下限。

上側95%

カッパ統計量に対する両側信頼区間の上限。

p値(Prob>Z)

カッパに対する片側漸近検定の有意確率(p値)。「カッパ統計量が0である」という帰無仮説を検定します。

p値(Prob>|Z|)

カッパに対する両側漸近検定の有意確率(p値)。

Bowker検定の「検定」レポートには、以下の統計量が含まれます。

カイ2乗

分割表の対称性に対するBowker検定の検定統計量。Bowker検定の帰無仮説は、「分割表における割合が対称になっている(すべてのセルにおいてpij=pjiである)」というものです。Y変数とX変数の水準数がどちらも2水準である場合、Bowker検定はMcNemar検定と同じです。

p値(Prob>ChiSq)

Bowkerの検定統計量の有意確率(p値)。Bowker検定の帰無仮説は、「正方分割表において、確率が対称である」というものです。

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