「バブルプロット」の赤い三角ボタンをクリックして表示されるメニューには以下のオプションがあります。
描画モード
塗りつぶしやアウトラインを適用します。
塗りつぶし
バブル内部が塗りつぶされます。
アウトライン
バブルの外線だけが描かれます。
塗りつぶしとアウトライン
バブル内部が塗りつぶされ、かつ、それらの外線も描かれます。
図形の設定
バブルの形状を指定します。
JSLを使用して独自の図形を作成できます。[カスタム]オプションでカスタム図形が開きます。図形をまだ作成していない場合、[カスタム]オプションを選択すると、デフォルトの円が使用されます。カスタム図形の作成については、『スクリプトガイド』の独自のグラフの作成とカスタマイズを参照してください。
図形の向き
時間の経過につれて、バブルが図形に沿った向きで動きます。
このオプションは、[時間]変数を指定した場合のみ表示されます。
軌跡 バブル
バブルの過去の状態が半透明の軌跡として表示されます。ID変数は使わないで時間変数だけを指定する例を参照してください。
次の点に注意してください。
– このオプションは、[時間]変数を指定した場合のみ表示されます。
– バブルのラベルを表示したくない場合は、[ラベル]>[なし]を選択します。
軌跡 線
バブルの過去の状態が線分をつなげたものとして表示されます。ID変数は使わないで時間変数だけを指定する例を参照してください。
次の点に注意してください。
– このオプションは、[時間]変数を指定した場合のみ表示されます。
– バブルのラベルを表示したくない場合は、[ラベル]>[なし]を選択します。
ラベル
プロット上のラベルを変更します。
なし
バブルにはラベルが表示されません。
すべて
すべてのバブルにラベルが表示されます。
選択されたもの
選択されているバブルだけにラベルが表示されます。
メモ: ラベルの位置を変更するには、ラベルをクリックしてドラッグします。
カラーテーマ
色分け変数の低~中~高の値に割り当てられる色を変更します。
このオプションは、[色分け]変数を指定した場合のみ表示されます。
カラーテーマを元に戻す
元のカラーテーマに戻ります。
このオプションは、カラーテーマを適用した場合のみ表示されます。
凡例
バブルの色を説明した凡例が表示されます。
このオプションは、[色分け]変数を指定した場合のみ表示されます。
ギャップでも選択可能
バブルを選択したときに、データが欠測している時点においてもバブルの選択状態が維持されるようになります。このオプションをオフにすると、データが欠測している時点ではバブルの選択状態が解除されます。
役割の表示
プロットで使用されている変数を表示します。変数の変更と削除が可能です。バブルプロットでの変数の変更を参照してください。
すべてを分割
すべてのバブルを構成要素に分割します。[分割]ボタンの場合とは異なり、バブルを選択する必要がありません。
このオプションは、[ID]変数を2つ指定した場合のみ表示されます。
すべてを結合
グループ内の小さなバブルをすべて結合します。[結合]ボタンの場合とは異なり、バブルを選択する必要はありません。
このオプションは、[ID]変数を2つ指定した場合のみ表示されます。
時間の値を表示
時間変数を含むバブルプロットで、[時間の値を表示]オプションを選択すると、バブルプロット内に表示される時間ラベルの表示と非表示を切り替えることができます。
スケールの固定
データ自体やフィルタ設定を変更したときに、軸のスケールやグラデーションの凡例のスケールが自動的に調整されるのを防ぎます。
ウィンドウに合わせて伸縮
JMPウィンドウのサイズを変更したときに、プロットのサイズも変更するかどうかを指定します。デフォルトの設定は[自動]で、プロットの内容に応じてスケールが調整されます。しかし、たとえばBy変数を使ったプロットでは、ウィンドウのサイズを変更しても伸縮せず、プロットは表示領域に収まりません。プロットが常にウィンドウ内に収まるようにするには、設定を[オン]に変更します。プロットのサイズが変更されないようにするには、設定を[オフ]に変更します。
集計オプション
[X]、[Y]、[サイズ]の各役割の計算方法を変更することができます。デフォルトでは、[X]と[Y]には平均、[サイズ]には合計が使われます。
Xを合計で表示/Yを合計で表示
XとYの値に合計が使用されます。
サイズを合計で表示
このオプションをオフにすると、[サイズ]に平均が使用されます。
色を合計で表示
データ値の合計が計算され、色にマップされます。このオプションは、変数が連続量の場合のみ表示されます。
以下のオプションの詳細については、『JMPの使用法』の「JMPレポートのローカルデータフィルタ」、「JMPレポートの[やり直し]メニュー」、および「JMPレポートの[スクリプトの保存]メニュー」を参照してください。
ローカルデータフィルタ
データをフィルタリングするためのローカルデータフィルタの表示/非表示を切り替えます。
やり直し
分析を繰り返したり、やり直したりするオプションを含みます。また、[自動再計算]オプションに対応しているプラットフォームにおいては、[自動再計算]オプションを選択すると、データテーブルに加えた変更が、該当するレポートに即座に反映されるようになります。
プラットフォーム環境設定
現在のプラットフォームの環境設定を表示したり、現在のJMPレポートの設定に合わせて環境設定を変更したりできます。
スクリプトの保存
レポートを再現するためのスクリプトを保存するオプションが、保存先ごとに用意されています。
Byグループのスクリプトを保存
By変数の全水準に対するレポートを再現するスクリプトを保存するオプションが、保存先ごとに用意されています。起動ウィンドウでBy変数を指定した場合のみ使用可能です。