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公開日: 09/19/2023

[名義ロジスティック]手法と[順序ロジスティック]手法の起動

[名義ロジスティック]と[順序ロジスティック]の各手法を起動するには、[分析]>[モデルのあてはめ]を選択し、[Y]として1つまたは複数の連続尺度でない列を指定します。[Y]に複数の列を指定した場合、各列にモデルがあてはめられます。

図12.5 「モデルのあてはめ」起動ウィンドウで[名義ロジスティック]を選択したところ 

「モデルのあてはめ」起動ウィンドウで[名義ロジスティック]を選択したところ

すべての手法に共通の「モデルのあてはめ」ウィンドウの要素の詳細については、モデルの指定を参照してください。「列の選択」の赤い三角ボタンのメニューのオプションについては、『JMPの使用法』の列フィルタメニューを参照してください。ここでは、[名義ロジスティック]と[順序ロジスティック]の各手法に固有の情報だけを紹介します。

[名義ロジスティック]手法と[順序ロジスティック]手法においても、モデル効果に欠測値が含まれている場合、それらの欠測値を1つのカテゴリとして処理することができます。それには、「モデルの指定」の赤い三角ボタンのメニューから、[欠測値をカテゴリとして扱う]を選択します。

切片項を除いたモデルを指定するには、「モデルのあてはめ」ウィンドウの「モデル効果の構成」パネルで[切片なし]を選択します。[切片なし]オプションは、[順序ロジスティック]の手法には使用できません。

ロジスティック回帰モデルでロジットの分子とするほうのイベントは、「モデルのあてはめ」ウィンドウの[イベントを示す水準]オプションで定義します。このオプションは、[名義ロジスティック]手法で2値の応答列を指定した場合のみ使用できます。

メモ: 「モデルのあてはめ」プラットフォームの「ロジスティック」手法では、すべての応答が1つの列に含まれるようにデータを積み重ねる必要があります。しかし、実際には応答データが複数の列に記録されている場合もあるでしょう。複数列の応答を1列に変換する例については、複数列の度数を積み重ねる例を参照してください。

より詳細な情報が必要な場合や、質問があるときは、JMPユーザーコミュニティで答えを見つけましょう (community.jmp.com).