「対応のあるペア」の赤い三角ボタンのメニューには、以下のオプションがあります。
平均値と差のプロット
「平均値と差」のプロットの表示/非表示を切り替えます。このプロットの詳細については、「差」のプロットとレポートを参照してください。
行ごとに差をプロット
行番号ごとの差をプロットしたグラフの表示/非表示を切り替えます。
参照枠
「平均値と差」のプロットにおける参照枠の表示/非表示を切り替えます。この参照枠は、図中に傾いて表示される矩形です。参照枠は、かなり押しつぶされて表示される場合もあります。赤い縦線は、「平均の平均」を表します。参照枠は、差の範囲がデータ範囲の半分より大きい場合にはデフォルトで表示されます。
Wilcoxonの符号付順位検定
「Wilcoxonの符号付順位検定」の表示/非表示を切り替えます。Wilcoxonの符号付順位検定は、対応のあるデータの差に適用されます。これは、対応のあるt検定のノンパラメトリック版で、0より大きな差と、0より小さな差の大きさを比較するものです。この検定では、ちょうど0となっている差はPratt法を用いて処理します。Wilcoxonの符号付順位検定では、差の分布が対称であると仮定しています。『基本的な統計分析』の一変量の分布を参照してください。Lehman(2006)、Conover(1999、p. 350)、Cureton(1967)も参照してください。
符号検定
符号検定の表示/非表示を切り替えます。これは、対応のあるt検定のノンパラメトリック版です。差の符号(正負の情報)だけを検定に使用します。
Bland-Altman分析
「Bland-Altman分析」レポートの表示と非表示を切り替えます。このレポートには、バイアス、つまりX変数とY変数の差の平均が含まれます。許容範囲の上限と下限は、バイアス± z1-α/2*(バイアスの標準偏差)に設定されます。
α水準の設定
分析で使用するα水準を変更します。レポートとプロット内の信頼区間に影響します。
以下のオプションの詳細については、『JMPの使用法』の「JMPレポートのローカルデータフィルタ」、「JMPレポートの[やり直し]メニュー」、および「JMPレポートの[スクリプトの保存]メニュー」を参照してください。
ローカルデータフィルタ
データをフィルタリングするためのローカルデータフィルタの表示/非表示を切り替えます。
やり直し
分析を繰り返したり、やり直したりするオプションを含みます。また、[自動再計算]オプションに対応しているプラットフォームにおいては、[自動再計算]オプションを選択すると、データテーブルに加えた変更が、該当するレポートに即座に反映されるようになります。
プラットフォーム環境設定
現在のプラットフォームの環境設定を表示したり、現在のJMPレポートの設定に合わせて環境設定を変更したりできます。
スクリプトの保存
レポートを再現するためのスクリプトを保存するオプションが、保存先ごとに用意されています。
Byグループのスクリプトを保存
By変数の全水準に対するレポートを再現するスクリプトを保存するオプションが、保存先ごとに用意されています。起動ウィンドウでBy変数を指定した場合のみ使用可能です。