「多次元尺度構成」の赤い三角ボタンのメニューには、目的に合わせてレポートをカスタマイズするためのオプションがあります。使用できるオプションの種類は、データのタイプと分析で使用する次元の数によって異なります。
MDSプロット
多次元尺度構成プロットの表示/非表示を切り替えます。
診断統計量
多次元尺度構成の診断統計量を表示します。
Shepard図
類似度の予測値と実測値(変換した場合は変換値)のプロットを表示します。このレポートはデフォルトで表示されます。Shepard図を参照してください。
Waernリンク
多次元尺度構成プロットにWaernリンクを表示します。このオプションを選択すると、最短距離または最長距離の割合を指定するコントロールが表示されます。Waernリンクを参照してください。
座標の表示
解の座標のレポートを表示します。これは、多次元尺度構成プロットの点の座標です。レポートには、最大3次元までの座標が表示されます。レポート内を右クリックし、[列]を選択すると、次元を追加することができます。使用できる次元の数は、起動ウィンドウで設定した次元数までです。
類似度の表示
類似度のレポートを表示します。各ペアの類似度に対して、実測値と予測値(距離)がリストされます。どれとどれとの類似度であるかは、「対象1」と「対象2」の列で確認できます。変換を行った場合は、類似度の変換値も表示されます。
類似度の保存
(データ形式が[属性の元データ]である場合のみ表示。)距離行列をデータテーブルに保存します。
三次元プロット
(起動ウィンドウの[次元の設定]で3次元以上を指定した場合のみ表示。)最初の3つの次元を使った3次元プロットを表示します。
座標の保存
解の座標をデータテーブルの個別の列に保存します。
以下のオプションの詳細については、『JMPの使用法』の「JMPレポートのローカルデータフィルタ」、「JMPレポートの[やり直し]メニュー」、および「JMPレポートの[スクリプトの保存]メニュー」を参照してください。
ローカルデータフィルタ
データをフィルタリングするためのローカルデータフィルタの表示/非表示を切り替えます。
やり直し
分析を繰り返したり、やり直したりするオプションを含みます。また、[自動再計算]オプションに対応しているプラットフォームにおいては、[自動再計算]オプションを選択すると、データテーブルに加えた変更が、該当するレポートに即座に反映されるようになります。
プラットフォーム環境設定
現在のプラットフォームの環境設定を表示したり、現在のJMPレポートの設定に合わせて環境設定を変更したりできます。
スクリプトの保存
レポートを再現するためのスクリプトを保存するオプションが、保存先ごとに用意されています。
Byグループのスクリプトを保存
By変数の全水準に対するレポートを再現するスクリプトを保存するオプションが、保存先ごとに用意されています。起動ウィンドウでBy変数を指定した場合のみ使用可能です。