公開日: 09/19/2023

計算式でのローカル変数の使用

Figure 7.21に表示されている標準の計算式を使って単純なxyの線形回帰の傾きを計算するとします。これを行う1つの方法として、まず2つのローカル変数(XYおよびXsqrdとします)を作成します(計算式でのローカル変数の使用を参照)。その後、それらを傾き計算式の分子と分母に割り当てます。Figure 7.21に示すように、各割り当ては、セミコロンで区切ってください(計算式エディタのステートメントは、実際はJSLプログラムのステートメントです。計算式内の複数のステートメントは、セミコロンで区切られている必要があります)。傾きの計算は、XY/Xsqrdに単純化されます。

図7.21 傾きの標準計算式におけるローカル変数 

傾きの標準計算式におけるローカル変数

メモ: 画面上のキーパッドのここに画像を表示ボタンを使ってローカル変数を作成することもできます。このボタンをクリックすると、デフォルトの名前の付いたローカル変数が式中に作成され、その後にセミコロンが挿入されます。デフォルトの名前はt1です。さらにローカル変数を追加すると、t2t3というように名前が付けられます。これらのデフォルト名はダブルクリックして編集できますが、同じ変数が複数使われている場合は、すべての名前を変更しないとエラーになるため、注意が必要です。

より詳細な情報が必要な場合や、質問があるときは、JMPユーザーコミュニティで答えを見つけましょう (community.jmp.com).