このバージョンのヘルプはこれ以降更新されません。最新のヘルプは https://www.jmp.com/support/help/ja/15.2   からご覧いただけます。


この例では、本格的なランナー向けに、履き心地(「ウェア」)の良いランニングシューズを開発するための計画を作成します。実験の因子は次のとおりです。
ソールの厚さ(「厚さ」
アウトソールの材料(「アウトソール」
ミッドソールの材料(「ミッドソール」
あなたの会社は、調査に協力してくれた100人のランナーのデータを集めました。測定した補助変数(共変量)は、1日の平均走行距離(「距離(マイル)」)、体重(「体重」)、足が地面に着く点(「着地点」)です。
1.
[ヘルプ]>[サンプルデータライブラリ]を選択し、「Design Experiment」フォルダの「Runners Covariates.jmp」を開きます。
3.
「応答名」の欄の「Y」をダブルクリックして、「ウェア」と入力します。
4.
「目標」の欄の[最大化]をダブルクリックして、[最小化]に変更します。
5.
[因子の追加]をクリックし、[共変量]を選択します。
6.
リストから、「距離(マイル)」「体重」「着地点」を選択し、[OK]をクリックします。
7.
「距離(マイル)」「体重」「着地点」のいずれかの「変更」の欄をクリックし、[困難]に変更します。
残りの因子を手動で追加するには、第 8 步第 16 步の手順に従います。または、保存されたテーブルから因子をロードする場合は、「カスタム計画」の横の赤い三角ボタンのメニューから[因子のロード]を選択します。そして、「Design Experiment」フォルダにある「Runners Factors.jmp」サンプルデータを開きます。[因子のロード]を選択する場合は、第 8 步第 16 步の手順を省略してください。
8.
「N個の因子を追加」の右側のボックスに「2」と入力します。
10.
2つの因子の名前を「厚さ」「ゲル」に変更します。
11.
「厚さ」[値」を「5」と「20」に変更します。
12.
「ゲル」[値」を「1」と「10」に変更します。
13.
「N個の因子を追加」の右側のボックスに「2」と入力します。
15.
2つの因子の名前を「アウトソール」「ミッドソール」に変更します。
因子の「値」はデフォルトのままにします。
図5.65 「応答」および「因子」アウトライン
16.
[続行]をクリックします。
17.
[交互作用]>[2次]を選択します。
メモ: 乱数シード値(第 20 步)と開始点の数(第 21 步)を設定すると、以下の数値例と同じ結果が得られます。同じ結果でなくても良い場合は、これらの手順は不要です。
20.
(オプション)「カスタム計画」の赤い三角ボタンのメニューから[乱数シード値の設定]を選択し、「12345」と入力して[OK]をクリックします。
21.
(オプション)「カスタム計画」の赤い三角ボタンのメニューから[開始点の数]を選択し、「1」と入力します。[OK]をクリックします。
22.
[計画の作成]をクリックします。
図5.66 変更が困難な共変量の最初の40回の実験
100人のランナーから、共変量の値に基づいて32人が選ばれます。選択したランナーに対応する行が、「RunnersCovariates.jmp」サンプルデータ内で選択されます。実験の因子「厚さ」「ゲル」「インソール」「アウトソール」の設定は、「モデル」アウトラインで指定されたモデルに合わせて決定されます。
23.
「Runners Covariates.jmp」サンプルデータをアクティブにして、[分析]>[一変量の分布]を選択します。
24.
3つの列すべてを選択し、[Y, 列]に指定します。
25.
[ヒストグラムのみ]にチェックを入れます。
26.
[OK]をクリックします。