モデル効果の間に一次従属性がある場合、先頭に「特異性の詳細」レポートが表示されます。このレポートには、モデル項の間で成立している線形式が表示されます。この線形式は、モデル項の間の交絡関係を示しています。「特異性の詳細」レポートは、「Singularity.jmp」サンプルデータでの例です。
図3.7 「特異性の詳細」レポート
「応答曲面(&RS)」または「配合応答曲面(&RS&Mixture)」の属性をもつ効果がモデルにある場合、「応答曲面」レポートが表示されます。「応答曲面」レポートは、「Tiretread.jmp」サンプルデータに対する「応答曲面」レポートです。
図3.8 「応答曲面」レポート
「応答曲面」レポートの冒頭にある「係数」表は、モデルパラメータの推定値を簡潔に表したものです。最初のほうの列は、2次項に対する係数です。最後の列は、線形項(1次項)に対する係数です。これらの係数から構成される予測式を見るには、レポートの赤い三角ボタンのメニューから[推定値]>[予測式の表示]を選択してください。
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図3.9 鞍状の曲面プロット
メモ: 因子が21個以上の場合には、「応答曲面」レポートは表示されません。このとき、エラーメッセージや警告も表示されません。応答曲面計画の詳細については、『実験計画(DOE)』の「応答曲面計画」章を参照してください。
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標本サイズ(観測値の個数)をnとします。
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