「実験計画(DOE)」のプラットフォームで作成された計画のデータテーブルの各列には、列プロパティが保存されます。この付録では、それらの列プロパティについて説明します。列プロパティが「実験計画(DOE)」のプラットフォームによってどのように割り当てられ、使用されるかについて例を挙げて解説します。「実験計画(DOE)」のプラットフォーム以外で作成される列プロパティについては、『JMPの使用法』のモデル化と実験計画(DOE)で使用されるプロパティを参照してください。
この付録で扱う列プロパティの中には、「実験計画(DOE)」のプラットフォーム以外で作成されたデータテーブルで用いても、統計分析を行うのに役立つものがあります。列プロパティは自分で設定することもできます。「実験計画(DOE)」のプラットフォームで作成したものではないデータテーブルを分析する場合にも、列プロパティは利用できます。この付録では、分析者自身が手動で列プロパティを追加する例も紹介します。
図A.1 列プロパティがあることを示すアスタリスクと列情報ウィンドウ