「計数値用ゲージチャート」には、分析対象の部品ごとに、判定者の一致率(agreement)を示す「一致性(%)」がプロットされます。各部品の一致率は、判定結果のすべてのペアについて、一致しているかどうかを数えて計算します。計数値用ゲージチャートの統計的詳細を参照してください。
図G.5は、計数値用ゲージチャートの例の手順に従って作成したものです。
図G.5 計数値用ゲージチャート
図G.5の1番目のチャートでは、すべてのXグループ変数(この場合は「部品」)がX軸に表示され、2番目のチャートでは、すべてのY変数(通常、およびこの例では、「判定者」)がX軸に表示されています。
• 1番目のチャートで、「一致性(%)」の値が低い部品を探し、この部品に対する判定が一致していない理由を調べます。
• 2番目のチャートで、「一致性(%)」の値が低い判定者を探し、その判定者の判定が、自分自身および他者と一致していない理由を調べます。
その他のオプションについては、「計数値用ゲージ」プラットフォームのオプションを参照してください。