「最小2乗法によるあてはめ」レポートの[因子プロファイル]オプションは、モデルを視覚化するのに役立ちます(このオプションは、「応答」の赤い三角ボタンをクリックすると表示されます)。このメニューには、応答曲面の形状を調べたり、因子の最適な設定を見つけたり、モデルに基づいて応答を乱数シミュレートしたり、応答を変数変換したりする機能が用意されています。
[プロファイル]、[等高線プロファイル]、[配合プロファイル]、および[曲面プロファイル]は、標準最小2乗以外のモデルでも使えます。その解釈と使い方については、『プロファイル機能』を参照してください。
モデルの応答変数として、特定の関数で変換したものが含まれており、その変換の逆関数が求められるようなときには、プロファイルと「交互作用プロット」は、変換前の尺度で描かれます。
[因子プロファイル]には、次のようなオプションが用意されています。
メモ: 説明変数におけるデータ列に、式やベクトルの形式のものが含まれている場合には、以下のオプションの多くは使用できません。
プロファイル
各X変数の予測トレースを描いたグラフです。他にも、シミュレーションをしたり、複数の応答変数を最適化したりできます。プロファイルと、『プロファイル機能』のプロファイルを参照してください。
交互作用プロット
モデルに交互作用効果がある場合に、交互作用プロットを行列形式で表示します。交互作用プロットを参照してください。
等高線プロファイル
対話的な等高線プロファイルを表示します。このグラフは、応答曲面をグラフ上で最適化するのに役立ちます。等高線プロファイルと、『プロファイル機能』の等高線プロファイルを参照してください。
配合プロファイル
配合計画モデルにおける応答変数の等高線を、三角図上に表示したグラフです。配合プロファイルと、『プロファイル機能』の配合プロファイルを参照してください。
メモ: このオプションは、3つ以上の効果に「配合効果」属性を適用しているか、または、3つ以上の列に「配合」プロパティを適用している場合にのみ表示されます。
キューブプロット
各因子の両端における予測値を、キューブの頂点に表示したグラフです。キューブプロットを参照してください。
Box-Cox Y変換
正規性と等分散性の仮定が満たされるような、応答の最適なBox‐Cox変換を見つけます。Box-Cox Y変換を参照してください。
曲面プロファイル