応答変数が複数あるときに、「モデルのあてはめ」起動ウィンドウの[標準最小2乗]手法で[個別にあてはめ]を選択すると、「あてはめのグループ」というタイトルの下に各応答の結果がレポートされます。このタイトルの赤い三角ボタンのメニューには、次のようなオプションがあります。
プロファイル
すべての応答変数に対するプロファイルを、1つにまとめて表示します。各応答変数に対する効果を同時に見ることができるので、複数の応答変数を最適化するのに役立ちます。プロファイルを参照してください。
等高線プロファイル
すべての応答変数に対する等高線プロファイルを、1つにまとめて表示します。各応答変数に対する効果を同時に見ることができます。
曲面プロファイル
応答ごとに個別の曲面プロファイルを表示します。
複数行に配置
指定された数のレポートを1行あたりに横に並べて表示します。このオプションは、多くのレポートがある場合に、横に並べて配置したい場合に便利です。
適合度の良い順に表示
レポートを適合度(R2乗)の良い順に並べ替えます。たとえば、100個もの応答変数に対する一元配置分析の結果が、「あてはめのグループ」の下に表示されている場合、それらを適合度の高い順に並べ替えることができます。なお、このオプションは、最小2乗法が使われた結果だけに使用できます。
以下のオプションの詳細については、『JMPの使用法』の「JMPレポートのローカルデータフィルタ」、「JMPレポートの[やり直し]メニュー」、および「JMPレポートの[スクリプトの保存]メニュー」を参照してください。
ローカルデータフィルタ
データをフィルタリングするためのローカルデータフィルタの表示/非表示を切り替えます。
やり直し
分析を繰り返したり、やり直したりするオプションを含みます。また、[自動再計算]オプションに対応しているプラットフォームにおいては、[自動再計算]オプションを選択すると、データテーブルに加えた変更が、該当するレポートに即座に反映されるようになります。
プラットフォーム環境設定
現在のプラットフォームの環境設定を表示したり、現在のJMPレポートの設定に合わせて環境設定を変更したりできます。
スクリプトの保存
レポートを再現するためのスクリプトを保存するオプションが、保存先ごとに用意されています。