決定的スクリーニング計画(Definitive Screening Design; 以下、"DSD"とも略す)のデータを分析するには、「決定的スクリーニングのあてはめ」プラットフォームを使用します。このプラットフォームでは、「決定的スクリーニング計画の効果的モデル選択」(Effective Model Selection for DSDs)と呼ばれる分析方法が使われています。この分析方法は、決定的スクリーニング計画の特性を利用しています。
決定的スクリーニング計画で得られたデータに通常のモデル選択法を適用すると、応答に影響している効果を見落とす恐れがあります。「決定的スクリーニング計画の効果的モデル選択」では、応答に影響している主効果や2次効果を特定するために、決定的スクリーニング計画の特性を利用しています。
図9.1 「決定的スクリーニングのあてはめ」の結果