「一変量の分布」プラットフォームの[許容区間]オプションを使うと、少なくとも指定した割合だけの観測値を含むと主張できる区間が計算されます。これは、指定の割合の観測値を含む区間を推定したものです。許容区間は、Meeker et al.(2017)とTamhane and Dunlop(2000)で詳細に論述されています。
変数の[許容区間]オプションを選択すると、「許容区間」ウィンドウが表示されます。このウィンドウで、信頼水準、観測値(オブザベーション)の割合、片側または両側限界、手法を指定します。手法には、[正規分布を仮定]と[ノンパラメトリック]があります。[正規分布を仮定]を選択すると、「正規分布に従う母集団から、標本が無作為抽出されている」という仮定の下で許容区間が計算されます。[ノンパラメトリック]を選択すると、分布によらない許容区間が計算されます。
メモ: [正規分布を仮定]オプションを指定した場合、区間の計算に使用したkの値がレポートの表に含まれます。この値を表示するには、「許容区間」レポートの表を右クリックし、[列]>[K係数]を選択します。
• 詳細については、許容区間の統計的詳細を参照してください。
• 例として、許容区間の例を参照してください。