生存時間の確率分布が説明変数の関数として表せるときは、「生存時間(パラメトリック)のあてはめ」プラットフォームを用いると良いでしょう。このような場合は、生存時間の分布と打ち切りを考慮した線形回帰モデルをあてはめます。生存時間の確率分布における位置パラメータおよび尺度パラメータに対して、回帰モデルを指定できます。生存時間の分布としては、Weibull分布・対数正規分布・指数分布・Fréchet分布・対数ロジスティック分布・最小極値分布(SEV)・正規分布・最大極値分布(LEV)・ロジスティック分布が用意されています。
メモ: 「生存時間(パラメトリック)のあてはめ」は、「モデルのあてはめ」を若干カスタマイズしたものです。なお、「非線形回帰」プラットフォームでも、パラメトリックな生存時間モデルをあてはめることができます。
図15.1 「生存時間(パラメトリック)のあてはめ」の例