「カスタム計画」プラットフォームでは、広範な実験計画を作成できます。さまざまな種類の計画を作成でき、また、独自のニーズや予算に応じて調整することができます。
「カスタム計画」は、「スクリーニング計画」・「応答曲面計画」・「完全実施要因計画」・「配合計画」の各プラットフォームよりも豊富なオプションが用意されており、計画を細かく設定できます。「カスタム計画」は、自分の目的に合った独自の計画を作成できます。いくつかの既存の古典的な計画から、自分の目的に合ったものを探す出す必要はありません。
「カスタム計画」では、自分自身の目的に合わせて柔軟に計画を作成できます。次のような計画を作成できます。
• スクリーニング計画。過飽和のスクリーニング計画も作成できる
• 応答曲面計画。カテゴリカルな因子を含む応答曲面計画も作成できる
• 配合計画。工程に関する因子も含まれた配合計画も作成できる
• 共変量を含む計画、または時間に伴う線形傾向の影響を考慮した計画
• 乱塊法。ブロック因子を固定効果とした乱塊法、および変量効果とした乱塊法のいずれも作成できる
• 分割法(1段分割法)・2段分割法・2方分割法
この章では、「カスタム計画」プラットフォームによってこれらの計画作成する例を紹介しています。さらに、ほとんどの例において、実験結果に対する統計分析も紹介します。「カスタム計画」プラットフォームの使用方法については、カスタム計画を参照してください。
図5.1 計画領域率プロット