「推定値」メニューは、モデルパラメータに関する分析を行います。JMPで算出される推定値を理解するには、JMPにおいて名義尺度や順序尺度の効果がどのようにコード変換されるかを確認してください。第 “カスタム検定の例に関する詳細”、付録「統計的詳細」の「名義尺度の因子」(485ページ)、および付録「統計的詳細」の「順序尺度の因子」(495ページ)を参照してください。
「並べ替えたパラメータ推定値」レポートを表示/非表示にします。これは、スクリーニングの際に便利です。実験計画が飽和計画ではない場合、このレポートは、「パラメータ推定値」レポートにおける切片以外の項を、p値の小さい順に並び替えたものになります。実験計画が飽和計画の場合、疑似t検定が実行されます。第 “推定値の並べ替え”を参照してください。
(モデル効果の中に名義尺度の列がある場合のみ。)「指示変数に対する推定値」レポートを表示/非表示にします。このレポートでは、名義尺度の効果を0,1の指示変数によりコーディングしたときのパラメータ推定値を求めています。第 “指示変数に対する推定値”を参照してください。
「逐次(タイプ1)検定」レポートを表示/非表示にします。このレポートの平方和は、モデルに1つずつ効果が追加されていったときのモデル平方和の増加量です。また、F検定が、このタイプI平方和に基づいて計算されています。第 “逐次検定”を参照してください。
ユーザ自身が定義した仮説を検定します。第 “カスタム検定”を参照してください。
効果水準の比較を指定できます。1つの効果内で水準の比較を行ったり、分析者が自由に比較を定義したりできます。全体平均との比較や、コントロール群との比較が行えます。TukeyのHSD検定やStudentのt検定といった、すべてのペアの比較も行えます。Studentのt検定においては同等性検定も行えます。同等性検定では、実質的にゼロとみなす差を指定する必要があります。第 “多重比較”を参照してください。
(固定効果の名義尺度の項が1つ、固定効果の連続尺度の項が1つ、およびそれらの交互作用があるときだけ使用可能。)共分散分析モデルにおける交互作用の各水準の傾きを比較するレポートを作成します。第 “傾きの比較”を参照してください。
応答変数が特定の値となるような、説明変数の値を予測します。第 “逆推定”を参照してください。