「モデルのあてはめ」プラットフォームの[標準最小2乗]手法を使うと、様々な線形モデルをあてはめることができます。実験計画法で使われるモデルのほか、回帰モデル・分散分析モデル・共分散分析モデル・混合モデルなどをあてはめることができます。[標準最小2乗]手法は、連続尺度の応答データに対して、最小2乗推定により線形モデルをあてはめます。なお、モデルに変量効果がある場合は、推定方法としてREML法(制限最尤法)が使われます。
プロファイル、等高線プロファイル、曲面プロファイルなどの動的なグラフで分析結果を表すことができます(これらのプロファイルについては、『プロファイル機能』も参照してください)。これらのプロファイルは、モデルをより理解するのに役立ちます。また、これらのプロファイルを用いることにより、複数の応答を同時に最適化したり、説明変数における誤差の影響を調べたりできます。
図3.1 標準最小2乗のグラフ例