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特定の仮説検定に必要な標本サイズは、第1種の誤りの確率と第2種の誤りの確率とのトレードオフに基づいて決められます。第1種の誤りの確率(α)とは、帰無仮説が正しい場合において、その正しい帰無仮説を誤って棄却する確率です。第2種の誤りの確率(β)とは、帰無仮説が正しくない場合において、その帰無仮説を誤って棄却しない確率です。一般には、αβは小さいことが望まれます。検出力(1 - β)は、帰無仮説が正しくないときに、その帰無仮説を正しく棄却できる確率です。
図17.1 1標本平均の検出力アニメーション
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